昨年の12月20日に中小企業庁から持続化補助金の概要が出されました。今年も持続化補助金の公募があるようですので、現時点でわかっている情報をお伝えします。
1.補助金概要
小規模事業者持続化補助金は事業者が自ら自社の経営を見つめ直し、経営計画を作成した上で行う販路開拓の取り組みの経費の一部を補助し、地域の雇用や産業を支える小規模事業者等の生産性向上と持続的発展を図ることを目的としたものです。
2.これまでとの変更点
・卒業枠・後継者支援枠を廃止
・これまでの特別枠を整理して一般型の中に「通常枠」「インボイス特例」「賃金引上げ特例」「災害支援枠」を設置
・共同・協業型の設置
・ビジネスコミュニティ型の設置
3.活用方法
活用事例①
観光ぶどう園を有する喫茶店においてフリーズドライ製品を販売するため、洗練されたパッケージデザインやリーフレットを作成。高級スーパー等の新たな販路への商談に活用。
活用事例②
精密板金加工・プレス金型等の製作所が県道沿いに看板を設置。具体的な製品を載せたことで、新規取引先の獲得に向けて高度な技術や専門性を効果的にPR.
活用事例③
金属加工業を開業。ロボット溶接機械を導入することで、技術革新による事業の拡大及び生産性の向上を図る。
活用事例④
食品小売業を開業後1年経過し、厨房機器の導入及び店舗リニューアルを行うことで新規顧客獲得による売上拡大を図る。
4.まとめ
持続化補助金は対象経費の範囲が広く、個人事業主様や一人会社様で広告費等の補助に最適な補助金です。事業計画書の作成には一定期間かかりますし、GビズIDの取得も必要ですので、今のうちから準備されることをお勧めします。
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