こんにちは!行政書士の横山です。

本日、「小規模事業者持続化補助金<創業型>(第2回)」の公募要領が公開されました。

今回のブログでは、創業枠を中心にポイントをわかりやすく解説します。


1.概要

<目的>
創業後3年以内の小規模事業者が、制度変更などの外部環境に対応しながら販路開拓や業務効率化を進める取組に対して、その費用の一部を補助することを通じて、地域経済の活性化を図ることが目的です。

<補助上限額>
200万円(※インボイス特例対象事業者は+50万円)

<補助率>
2/3

<対象経費>

  • 機械装置等費
  • 広報費
  • ウェブサイト関連費(上限あり)
  • 展示会等出展費(オンライン含む)
  • 旅費
  • 新商品開発費
  • 借料
  • 委託・外注費

<申請期間>

  • 申請受付開始:2025年10月3日(金)
  • 締切:2025年11月28日(金)17:00
  • 事業支援計画書(様式4)発行の締切:2025年11月18日(火)

<申請方法>
Jグランツによる電子申請のみ。郵送申請不可。


2.創業枠の申請要件

  • 公募締切日からさかのぼって過去3年以内に開業していること(法人・個人ともに)
  • 同じく過去3年以内に「認定市区町村」またはその連携先の「認定連携創業支援等事業者」から、「特定創業支援等事業」の支援を受けていること
  • 上記の支援を受けたことを示す証明書(市区町村発行)を申請時に提出する必要があります

※法人の場合は、代表者本人が支援を受けている必要があります。個人事業主も本人であることが要件です。


3.注意点

  • ウェブサイト関連費は、全体の交付申請額の1/4まで(最大50万円)。単独での申請は不可。
  • パソコンや自転車など、汎用性の高い物品は対象外。
  • 100万円(税込)超の機械等購入には相見積が必要。
  • 発注・契約・支払・購入はいずれも交付決定後に行わないと対象外になります。
  • インボイス特例を活用する場合は、補助事業終了時点で適格請求書発行事業者の登録が完了していることが必須。

4.まとめ:創業初期の方にこそ使ってほしい補助金

特定創業支援等事業を受けた上で3年以内に創業した方であれば、最大200万円(インボイス特例を満たせば最大250万円)を受けられるチャンスです。

創業間もない時期は、チラシ制作やホームページの整備、展示会出展など、販路開拓にかかる費用がかさみます。公的支援を活用して一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。

弊事務所でも申請サポートを承っております。ご不明点などありましたら、お気軽にご相談ください。

※参考URL:小規模事業者持続化補助金創業型公式サイト